どうも、久しぶりのDORAです。
今回は以前より予告していた東方橙物語シナリオの裏話でもしようかと。
例によって例のごとくネタバレありなので注意です。
[6回]
橙物語はずばり、橙の成長物語だったわけですが、
当初からそういう予定ではありませんでした。これは、連載動画の最終回でもちょっと触れていますね。
藍から稲荷寿司のお使いを頼まれ、ゆゆ様に奪われる、という流れは当初からのものでしたが、
製作の初期段階では、もっとロマサガチックなフリーシナリオになる予定だったんですね。
具体的に言うと、稲荷寿司を奪われた時点から完全自由行動で、橙独りのまま、白玉楼に挑むことも可能になるはずでした。
仲間を増やして挑むのも、独りで突貫かけるのも自由。
さらには、諦めて手ぶらのまま藍のところに帰るなんて選択肢もあったりする予定だったのですが、
考えれば考えるほどフラグ管理やらバランス調整やら面倒臭すぎる仕様になったので、企画段階でぶん投げましたw
そうして生まれたのが今の一本道シナリオだったわけですが、
その分、テーマや演出をダイレクトに表現することができた(ような気がする)ので、
自分自身の製作スキルのヘボさとの兼ね合いも含めて、結果的には良い判断だったのかな、と思っています。
ただ、フリーシナリオの案は何処かでやってみたいと思っているので、いつか日の目を見るかもしれませんw
そして、『橙物語』で描かれたストーリーは、現在作成中である『紅物語』に繋がって行きます。
『紅物語』の構想は、橙物語の製作途中からすでに出来ていました。
『橙物語』の紅魔館編でのコメ返しで、地霊殿のキャラは『今作』には登場しません、と言っていたり、
若干ネタバレになりますが、ゲームクリア後のフランのセリフだったり……。
と、言っても、実際作り出すと、シナリオや設定の詰めの甘さが出てきて四苦八苦してるのが実情ですw
ここら辺は、続編ゆえの悩みとも言えるでしょう。
もうちょっと『紅物語』の内容を詰めてから伏線張っておけば良かったw
さて、そんな『紅物語』で大事にしたいと考えているのが、続編だからこそ出来る演出、表現というもの。
皆さんは例えば、続編モノのゲームで、前作の地名やキャラクター達が登場したとき、
前作のアレンジBGMが流れたとき、興奮したり喜んだりしたことはないでしょうか?
実は自分、そういうの、メッチャ燃える人なのです。
勿論、前作をプレイしていなくても楽しめるものを作るというのは大前提ですが、
『橙物語』という前作があったからこそ、『紅物語』の展開が映えるという要素は確実にあると思います。
さらに、自分の中では『橙物語』と『紅物語』を足して『DORA的幻想郷』という一つの世界なわけで、
やっぱり両方の作品をプレイしてもらいたい、というのが本音だったり……。
あれ?何か普通に宣伝の文章になってしまったw
とにかく、『橙物語』についてのお話はこれにて一旦終了。
これからのブログは『紅物語』に関するお話で更新していこうと思います。
さしあたって体験版どうしようかなぁ……。
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